ガルバリウム鋼板外壁がお洒落!緑豊かな景色を楽しむ軽井沢の別荘

K.Yokoyama K.Yokoyama
軽井沢の/House in Karuizawa, 大庭建築設計事務所 大庭建築設計事務所 Maisons modernes
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今回ご紹介するのは、澄んだ空気と豊かな自然が楽しめる日本有数の避暑地、軽井沢に建つ別荘です。お洒落なガルバリウム鋼板外壁と、コンパクトにまとめられた室内空間が特徴的なモダンな家となっています。住まいを手掛けたのは、東京を拠点に活動する大庭建築設計事務所です。一体どんな様子なのでしょうか?さっそく詳しく見て行きましょう!

ガルバリウム鋼板外壁のコンパクトな住まい

住まいは軽井沢に建つ別荘。木々の間から顔をのぞかせるように、ダークトーンのお洒落な建物の外観がみえています。住まいの建物は、平屋建てと一部が2階建てになっているコンパクトな作り。建物周辺の木はなるべく切らずに残し、家からも木々や緑豊かな景色を身近に楽しめるように考慮されています。外壁は耐久性がありメンテナンスのあまりかからないガルバリウム鋼板を使用。床部分は、湿気を避けるために地面から約1mの高さに設定して作られています。

仕切りなしで一つにまとまっている室内

住まいの構成は、仕切りのないリビング・ダイニング・キッチン、そして寝室と書斎からなるコンパクトな作りとなっています。そしてこちらはダイニングからリビングを見た様子。住まいの中心となるLDKは、片流れ屋根によってできた高い勾配天井と、仕切りを設けていないため一つにつながった空間が、開放感のある快適な雰囲気を生み出しています。南側にはウッドデッキと大きな開口を設置し、美しい自然の風景を楽しむことが出来ます。リビングとダイニングの壁一面には造り付けの本棚を設け、好きなだけ本を収めたり飾り棚としてコレクションの物などを飾ったりすることが出来ます。

2段上がったダイニングとキッチン

こちらはリビングからダイニングとキッチンを眺めた様子です。リビングは、ダイニングとキッチンより2段分下がった位置にあり、そのおかげでダイニングからも南側の景色を思う存分楽しむことが出来るようになっています。ちなみに木の質感が美しいシンプルで大きめのダイニングテーブルは、大工さんの手作りだそうです。

インテリアとしてもお洒落な薪ストーブ

リビングの一角に設置されている小さな薪ストーブです。周辺の床と壁面にはタイルを設置しています。軽井沢の冬は厳しいため、この薪ストーブが寒い時期に大活躍することはもちろんなのですが、インテリアとして見ても存在感があり、さらに空間にお洒落な雰囲気が加わります。窓の外にはウッドデッキ、そして緑があふれる南側の庭が見えています。

森へと誘われるウッドデッキ

こちらは住まいの南側の外観。リビングから延長された屋外空間のように設置されたウッドデッキが目を引きます。黒いガルバリウム鋼板の外壁とのコントラストもお洒落ですね。また、デッキには同じ木材でベンチを設置。木漏れ日の中、さわやかな風を感じながらお茶をしたり読書を楽しんだりと、住まいでも特にお気に入りの場所になりそうです。自然をもっと肌で感じたくなったら、デッキから階段を下りて森の中を散歩するのもいいかもしれませんね。

安眠をもたらす寝室

こちらは寝室の様子です。部屋の壁は2色に塗り分けられていて、ベッドヘッド側は安らぎを感じる淡い緑の左官仕上げとなっています。この寝室は開口も控えめに設けられ、優しさと癒しをもたらす落ち着いた雰囲気が漂っています。空気が爽やかで緑の豊かなこの軽井沢の環境で心も体も思いっきりリラックスして、いつもぐっすりといい眠りに着けそうですね。

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