おしゃれなベランダで最高のリラックスを！

ベランダとひとくちに言っても、物件によってその広さはずいぶんと差があるもの。また、どの部屋からアクセスできるかによっても、この屋根付き屋外空間をどのように利用できるか変わってくるでしょう。こちらのベランダは、一部屋分と言っても過言ではないサイズ感。板の間になっているため、素足での感触も気持ちよさそう。ソファなどの応接セットが一揃い置かれていて、まさにおしゃれな第二のリビングといった雰囲気です。リビングとつながる空間ならば、パーティ会場としても充分活躍しそうですね。

景色の良い自然の中に建つ家ならば、その景観を建物の中に取り込みたいもの。東京の建築家・Atelier137Architectural Design Officeの手がけたこちらのお宅は、相模湾を一望できる立地に建っています。屋内は白と白木というミニマルなデザインで、LDK空間から張り出す形で作られたベランダは、景色を最大限に楽しめる造りです。室内にいてもベランダに出ても、自然を間近に感じられる、とても贅沢な空間ですね。家のどの部屋からも絶景が楽しめて、毎日休暇気分が味わえそうです。

一般的なアパートでは、小ぢんまりとしたベランダが多いでしょう。こちらのお宅は一般的な戸建てを下に臨む高さにあり、近所の人の眼を気にすることなくベランダ空間を楽しむことができそうです。コンパクトサイズの空間はウッドデッキになっていて、シンプルなテーブルセットが配置されています。その両脇には大きすぎない植木が置かれていて、プライベートなカフェっぽい雰囲気。すきなドリンクを片手に夕涼みするのにもちょうどよさそうです。

人目を気にしなくてよい場所にあるベランダならば、自分だけのリラックス空間として、室内とはテイストの異なるデザインでコーディネートしてみるのも楽しそう。こちらのお宅では、天井からブランコを吊るし、壁面には趣のある古材を使って鉢を吊るすことで、手軽にヴァーティカルガーデンを作っています。ブランコを敢えて内向きにすることで、植物に囲まれながら物思いにふけることができそうですね。ゆったりと揺られていると、ストレスも軽くなるかも？！

戸建て住宅を新築するならば、ベランダのデザインも前もって自分好みに作れそうです。こちらのお宅でも、部屋一つ分くらいの広さのベランダが作りつけられています。板張りなので、屋内との差もあまり感じられなさそうですね。壁にはハンモックが掛けられるようになっていたり、雨の時でも洗濯物をたくさん干せたり、子どもたちの遊び場としても大活躍してくれそうです。壁をすべて開け放つのではなく、閉じることで雨の時でも吹き込みを気にすることがなさそうです。

ミニサイズのベランダも、手軽に心地よい庭にすることができます！最近では、市販のウッドデッキ用タイルが簡単に入手できるため、空間に合わせて敷き詰めます。それだけでも使い勝手がアップするはず。こちらでは、L字にキューブ型のベンチと、同素材のミニテーブルをアレンジしています。クッションとかわいらしい植木を添えれば自分だけのおしゃれなミニガーデンが完成です。欄干の格子部分に目隠しを施すと、低層階でもプライバシーが守られそうです。