ワンルームのお部屋をおしゃれにレイアウト

Aya F. Aya F.
Studios + Apartments, Graz, Florian Schober Architektur ZT Florian Schober Architektur ZT Chambre moderne
Loading admin actions …

ワンルームの広い部屋と聞くと、それだけでもなんだかおしゃれなイメージが涌いてきませんか?大きな空間に必要なものだけをこぢんまりと置いたレイアウトは、ミニマルでスタイリッシュですよね。たとえ広さがなくても、フラットな空間に生活に必要なものが見渡せるというのは、安心感がありそう。今回はワンルームの部屋をおしゃれにレイアウトする方法について考えます。使いやすくて見た目にも美しい部屋にするには、どうすればよいでしょうか。

ワンルームの部屋もユニット家具でおしゃれに、スマートに

Plus One Berlin, Ringo Paulusch Ringo Paulusch Salon

ワンルームに、リビング、ダイニング、寝室といった異なる要素を取り入れようとすると、どこか雑多に見えてしまうこともあるのではないでしょうか。すっきりとおしゃれな部屋に見せるためには、家具選びも大切です。こちらは小ぢんまりとしたアパートメント。小さなキッチンに二人は寝られる広さのベッドが空間の中央に位置しています。こちらの家具は、収納と椅子、テーブルも兼ね備えたユニットタイプ。これ一つでいくつもの役割を果たしてくれるため、空間がすっきりとまとまります。

カーテンで仕切ればおしゃれに

homify

来客などがあるワンルームでは、レイアウトによっては寝室スペースが人目にさらされる可能性も。プライベートスペースは隠したい、という場合には、カーテンを取り入れてみてはいかがでしょうか。こちらのお宅ではリビングとベッドルームが隣接していますが、この間には白い薄地のカーテンが引けるようになっています。壁ほど空間を仕切ることがないため、圧迫感を感じさせることがなく、さりげなく目隠しができて、見た目にもおしゃれです。

キッチンのポジションで綺麗にまとめる

新築やリフォームでなければなかなか手を加えることが難しいのが水廻り。部屋のレイアウトを考えるときにも動かせない条件ではありますが、こちらのワンルームでは、水廻りのポジションゆえに、ベッド、リビングの位置がシンプルに決まってきています。部屋の中央にキッチン、背中合わせにバスルームがあるため、自然とそこに隣接する形でダイニング、そして窓の横の壁に沿う形でソファが置かれています。ベッドは必然的にニッチ状態になった空間に。こぢんまりとしていますが、とても機能的です。

屋根裏の構造を上手に生かす

外国の物件には、日本では目にすることがあまりないようなスタイルのワンルームフラットが見られます。例えばこちら。屋根構造がくっきりと出た空間をフラットに改装したものです。屋根の傾斜や柱などの構造を使ってゾーニングが施されており、壁や家具を、白を基調として揃えられているため、視界を遮るものが多いにもかかわらず、広さを感じられる空間となっています。天井の高さを利用したロフトも、空間を広く使うためのポイントですね。

カラーコーディネートは鍵

家のレイアウトを考えるにあたり、見た目にもおしゃれさが際立つポイントとして挙げられるのがカラーコーディネート。いろんな色合いが部屋のあちこちにあると、まとまりが感じられず、ごちゃごちゃとした印象になりがちです。こちらは東京の建築家・吉田裕一建築設計事務所の手がけたリノベーション物件。天井のコンクリートの色、壁の白、床や家具の明るい木の色合いが整然と色分けされ、統一感のある空間となっています。

天井が高いならロフトを!

Altbau Sanierung, Design Design Cuisine originale

すでにお話しした通り、ワンルームの部屋で気になるポイントは、寝室などのプライベートスペースが人目にさらされやすいこと。これを解消する方法として取り入れたい方法のひとつとして、ロフト構造が挙げられます。ベッドを視界に入りづらい上階に配置することで、下にはLDKスペースのみにすることが可能です。クローゼットなども上に置けるのであれば、かなりすっきりとしたパブリックスペースが作れそうですね。天井の高さ、利用したいですね。

Besoin d’aide pour votre projet de maison ?
Contactez-nous !

Highlights de notre magazine