エントランスゲートは、建物の外観で占める割合が大きいので、その家の印象を左右する要素となります。ですからプライバシーの保護という機能はもちろんのこと、その家のスタイルに合わせてディテールを決めたいもの。今回の記事では、いろいろなスタイルや好みに応じたデザインのゲートをご紹介します。きっと家の外観が特別なものになるための、インスピレーションになることでしょう。
柵に葡萄の蔓が巻きついた様子を様式化した、アーティスティックな一品です。クラシックなスタイルの家によく似合います。
ステンレスの素材感がモダンなゲートは、竹の透かし模様がアジアンチック。どこか屏風を思わせるフォーマットで、地面に落ちた影も綺麗ですね。ドイツのデザイナー、Edelstahl Atelier Crouseがデザインを手がけました。
プライバシーを重視したい方にお薦めなのはこちらのゲート。左右対称で、きっちりと閉じるタイプの子のドアは、どこか安心感を与えてくれます。
20年代のアールデコを思わせるこちらのゲートは、緩やかな曲線がとってもエレガント。柔らかくライトアップされた様子は、幻想的なエントランスを演出しています。
黒い棒が繊細なイメージのこちらのエントランスゲートは、夏の絽の着物地のような透け感があり、軽やかですね。プライバシーも程よく守られるのもポイント。夜、明かりが灯される時間に特に映えるデザインです。
こちらのゲートは、同じ素材が外壁にも使われているため、インパクトがありますね。ベージュからブラウンの細い竹のグラデーションがナチュラルで、思わず触れてみたくなるような表面です。
インダストリアルなデザインがスタイリッシュなこちらのガレージゲートは、ガラスを取り入れることによって、室内が明るく保たれています。リフトゲートですが、左側の開口からも出入りが可能です。
こんなゲートを見つけたら、思わずじっと見つめてしまいそうですね。モノトーンに正方形を重ね合わせただけのシンプルなデザインですが、非常にインパクトのある仕上がりになっています。
こちらのゲートはもともと古い工場の建物の一部として使われていたもの。赤いレンガと、黒いプレート素材の組み合わせが、モダン・インダストリアルでかっこいいですね。