本日紹介するのは新婚カップルが住むワンルームのアパートです。愛する人と新しく始める生活に誰もが期待で胸を膨らませますが、え?ワンルームなの… ?と、気を落とさないで下さい!こちらの住宅、機能的で住みやすい工夫がいっぱいなんです。
手掛けたのは韓国のインテリアコーディネーターです。
さっそく見ていきましょう!
まずは玄関から。シンプルなデザインとガラスのドアにより抜け感があるため、幅が狭くても圧迫感を感じさせません。右手は天井までの壁面で大容量の収納を確保。ミニマルなデザインですっきりと。
室内に入るとまずダイニングがあります。白と木材をメインにしたインテリアはシンプルかつ温かみがあります。仕切り壁には窓のような開口部が設けられ、空間の広がりを確保。テーブルの上には三つの異なるデザインの照明を設置して、全体の装飾性は広い見た目を維持するために抑えながらもユニークさが加わっています。
振り返るとこんな感じ。左手のドアが先ほど入ってきた玄関です。ダイニングだけでなく全体が白と木材、そして少しの中間色で作られたニュートラルなインテリアであることが分かります。統一感があるのですっきり広く見えますね。
こちらが寝室。ワンルームアパートなのでもちろん部屋は分かれていません。ダイニングと寝室を隔てているのは開口部のある仕切り壁。閉じ過ぎず、開き過ぎていないデザインが心地の良い空間を作ります。そしてベッドをそのまま床に置くのではなく、レベルを高く設定し下部を収納にしたことが大きなポイント。新たに収納家具を置くなどでスペースを消耗せず、収納をしっかり確保できました。
ワンルームアパートでは機能を振り分けたエリアが実用的で使いやすいかどうかが大切。こちらは寝室の向かいにあるリビング兼ホームオフィスエリアです。幅いっぱいに造り付けたデスクとシェルフがスペースを最大限に活用しています。奥に見えるのはキッチンです。ダイニングと寝室の境界と同じく仕切り壁の一部を抜くことで視線が遠くまで伸び、空間の広さを強調することができています。
最後はキッチンです。こちらも白でまとめたミニマルなデザインで、すっきり清潔感のある見た目です。まるでパズルのようにそれぞれのピースが最適な場所に納まっており、機能的かつ狭さを感じさせません。
こんなワンルームアパートメントだったら、新婚生活にもアリではないですか?