自然を身近に感じられる5軒の家

Kiohde Hayai Kiohde Hayai
ヒュッテ閑馬, 上原和建築研究所/ Kazu Uehara Atelier, architects 上原和建築研究所/ Kazu Uehara Atelier, architects
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日々の暮らしを心地良く感じさせてくれるのはなんでしょうか。それは素敵なインテリアだったり、素晴らしい家かもしれません。ですが、そこで自然の存在をわすれてはいけないでしょう。木々の緑は日々の疲れを忘れさせ、心を落ち着かせてくれるでしょう。そこで紹介したいのは、自然の存在を身近に感じさせてくれる家です。紹介する家では、中庭や屋上庭園などで、自然と共に暮らすことを可能にしてくれます。それでは、そんな自然を身近に感じさせてくれる5軒の家を見ていきましょう。

1、中庭

南川祐輝建築事務所が手がけたのは、住宅地に建てられているにも関わらず、森の中に建っているように感じさせる住宅。こちらの家は、3方を道路に囲まれた敷地であるため、窓の多い開放的な家を建てることはできません。そこで考えられたのは外側からでなく内側から解放感が得られるような家でした。そんな解放感を生み出すのは中庭。リビングの横に造られたため、いつでも木々の緑を楽しむことができます。敷地の問題があっても、ここでは中庭を造ることで、自然を身近に感じ、解放感も得られるようになっているのです。このような本住宅については「家の中に生まれた屋外空間」で詳細を紹介しています。

2、自然に埋もれる

上原和建築研究所が手がけたのは、一見して家のように見えない建物。家そのものはコンクリートでモダンな建物となっていますが、その半分以上が小さな丘に埋もれ、緑に溶け込んでいます。本住宅は周辺環境との調和が考えられており、建物の存在感は抑えられています。敷地には100本の苗木が植えられているため、しだいに樹木に覆われて、さらに周囲の自然に埋もれていくことになります。このような本住宅については、「開放的で広いにも関わらず、自然に溶け込む住宅「ヒュッテ閑馬」」で詳細を紹介しています。

3、屋上庭園

工藤宏仁建築設計事務所が手がけたのは、個性的な建物。外観を見ると高い外壁が目立ち、閉鎖的に見えるかもしれません。ですが、本住宅では開放的で自然を感じられるような空間が考えられているのです。それを可能にするのは屋上庭園。建物の一部の屋根には土が敷かれており、そこには芝生が張られ、そして木々も植えられています。屋上庭園は2階のデッキスペースとも連なっているため、気軽に足を踏み入れることができます。そして緑の芝生の上で解放感を感じることができるでしょう。このような本住宅については「屋根でつながる家族と空間、スパイラルルーフのある家」で詳細を紹介しています。

4、インナーテラス

アトリエ137一級建築士事務所が手がけたのは周りの環境を取り込んだ家。周りには木々が生い茂り、美しい緑が建物を囲んでいます。そんな環境を最大限に活かすために考えられたのは屋根付きのテラス。そこには屋根があっても壁が無いため、雨に濡れることはありません。それにも関わらず自然の風を感じることができるのです。テラスに居れば外に広がる木々を眺められるだけでなく、その匂いも感じることができ、いつでも自然を感じることができるでしょう。このような本住宅については「森を眺める大きなテラス、癒しの住まい」で詳細を紹介しています。

5、家の中に木

ソルト建築設計事務所が手がけたのは広々とした吹き抜けのある家。「家族の気配がわかるワンルームのような空間が欲しい」というクライアントの要望に応えて、家の内部は壁で隔てられないように考えられています。そのため吹き抜けを設けたり、壁に開口部があるなど、空間の繋がりが印象的な空間が生み出されています。そんな本住宅で、特に印象的なのは吹き抜けに植えられた木。天窓の下に伸びる木は、家の中にいるにも関わらず、屋外にいるような印象を与え、自然を身近に感じることができるでしょう。このような本住宅については「空間の繋がりが生み出す家族の繋がり「Obi-house」」で詳細を紹介しています。

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